5αリダクターゼとその治療薬について
はじめに
みなさん、こんにちは!復活ちゃんです。
以前に5αリダクターゼについてはお話ししましたが、今回はⅠ型とⅡ型の違いと、それに効果的な治療薬についてもっと詳しくご紹介します。
前回のお話はこちらからチェックしてくださいね!
5αリダクターゼⅡ型とフィナステリド
5αリダクターゼⅡ型は、主に毛包で活動していて、AGAの原因になるDHTをたくさん作ってしまうんです。
フィナステリドはこのⅡ型にピンポイントで効くから、DHTの生成を減らして、薄毛の進行をスローダウンさせることができるんですよ。
それでAGA治療にはフィナステリドがよく使われるわけです。
5αリダクターゼⅠ型とフィナステリドの関係
でもね、5αリダクターゼⅠ型にはフィナステリドはあまり効かないんです。
Ⅰ型は皮脂腺など他の部位で活動していて、Ⅱ型ほどDHTの生成に関与しないから、フィナステリドのターゲットにはならないんです。
デュタステリドの役割
ここで登場するのがデュタステリド。
これはⅠ型とⅡ型の両方に効く強い味方なんです。
だから、フィナステリドよりも幅広い作用を期待できるってわけ。
デュタステリドは特に、フィナステリドで効果を感じられなかった人にとっての希望の光となることもあるんですよ。
DHTの生成をより強力に抑えることができるので、AGA治療にはデュタステリドが必要な場合があるんです。